ホーム > ニュース > 2014年10月7日

【御嶽山噴火】3日ぶり捜索再開、新たに3人発見も1人死亡確認

御嶽山噴火、心肺停止の3人を発見 3日ぶり捜索も一人、死亡を確認

少なくとも12人が安否不明となっている御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は7日午前8時半、捜索活動を3日ぶりに再開し、心肺停止状態の3人を新たに発見、うち1人の死亡を確認した。死者は計52人となった。この日は現場に噴火以来最大規模の約440人を投入。これまでは、登山道周辺など不明者の手がかりがありそうな地点を重点的に捜索していたが、7日は山頂付近全体に範囲を拡大し、全地球測位システム(GPS)で位置を確かめながら、「ローラー作戦」で捜索する。

捜索は、台風18号などの影響により5、6の2日間、中止された。7日はヘリコプターテレビシステム(ヘリテレ)を使って山頂周辺や登山道の状態を映像で確認し、可能と判断した。王滝、黒沢の両登山口から入った地上部隊と大型輸送ヘリで山頂付近に降り立った捜索隊、後方支援など計964人態勢で、最大約50人を運べる大型ヘリ2機を往復させて人員を空輸する。ヘリのタイヤには着陸時の圧力を分散させる器具(スノーシュー)を装着した。

御嶽山噴火

自衛隊によると、7日は、火山灰の色に溶け込まないよう着色されたロープで幅約40メートルのレーンをつくり、1レーンあたり約100人が並び、地雷探知機や捜索棒も使って隙間(すきま)なく捜索していく。また、長野県警は噴石に備え、機動隊が刃物や投石から身を守る「大盾」を用意した。

長野県災害対策本部などによると、現場周辺は雨の影響で火山灰が多少流れているところはあるものの、登山道はふさがれていないという。頂上付近の水たまりは凍結していた。地面は固く滑りやすい状態だが、凍結したのか火山灰が固まったのかは不明という。自衛隊によると、頂上付近の氷は日が高くなるにつれ次第に解け始めて火山灰が泥状になっており、ひざまで埋まる場所もあるという。

気象庁によると、御嶽山は6日に23回、7日も午前11時までに6回の火山性地震を観測し、火山灰を伴う噴火は継続しているとみられる。火山性微動は小さい振幅で続いている。噴煙は約500メートルの高さまで上がって南東に流れているのが確認された。

毎日新聞

 

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