ホーム > ニュース > スポーツ > 2014年10月6日

テニス錦織圭、楽天オープン優勝決定!これで世界ランキングは6位に!

錦織2週連続Vに涙「限界超えて戦えた」

<テニス:楽天ジャパン・オープン>◇5日◇東京・有明コロシアム◇シングルス決勝
世界ランキング7位の錦織圭(24=日清食品)が同8位ミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)を7-6、4-6、6-4で下し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。先週のマレーシア・オープンに続く、日本人初となる2週連続優勝となった。

試合後に涙をみせた錦織は「信じられない。日本のみなさんの後押しがあって、限界を乗り越えて戦えた」と喜んだ。相手のラオニッチは時速230キロ近いサーブを打ち込んでくるビッグサーバー。勝負を決めた最後のゲームまで相手のサービスゲームをブレークできなかったが「4-3ぐらいから頭がどっかいっちゃってて何考えているか分からないくらいだった。ボールに食らいつくことだけ考えてやっていた」と苦しい内容を振り返った。

これで世界ランキングは自己最高を更新する6位となる。いよいよ11月のツアー最終戦出場が現実となってきた。

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錦織死力V「涙出ちゃいました」

<テニス:楽天ジャパン・オープン>◇最終日◇5日◇東京・有明コロシアム◇シングルス決勝

世界7位の錦織圭(24=日清食品)が、日本人初の2週連続優勝で号泣だ! 同8位のミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)を7-6、4-6、6-4の2時間12分で撃破し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。合計33ゲームは大会史上最多ゲーム数決勝の激戦だった。11月のツアー最終戦出場に向けて、今日6日発表のレース順位では5位に浮上。最新世界ランキングでも、アジア男子最高位を更新し6位となることが決まった。

あおむけに倒れた錦織の目から、涙が止めどもなく流れた。両手で顔を覆う。肩が波打つ。ぬれたまつげが、室内のカクテル光線に光った。「信じられない。勝利がうれしすぎて、ちょっと涙が出ちゃいました」。コートから関係者席に一目散に走った。スタッフ1人1人と抱き合った。「本当にみんなに感謝している」。思わず感極まった。

時速230キロ近い殺人的なラオニッチのサーブで、22本のエースを奪われた。しかし、試合前にチャン・コーチに言われていた。「いいサーブが来た時はあきらめろ。1回か2回来るチャンスの時に攻めていけ」。果敢に体を投げ出し、必死で食らいついた。奪った得点は錦織97に対し、ラオニッチが96。わずか1点差の激戦だった。

全米から激闘の40日間だった。8月26日の全米1回戦から決勝まで、4時間超えの2試合を含む7試合を戦い9月13日に帰国。イベントをこなし19日にクアラルンプール入り。初戦の2回戦から4試合を戦い優勝。決勝28日の翌朝に帰国し、30日から再び有明で連日連戦で優勝だ。

珍しく弱音を吐いた。「限界を超えていた」。全米後は「ひと息つきそうな感覚を必死でこらえた」。全米準優勝という歴史をつくり、その後も体や心の緊張を維持するのは並大抵ではない。満身創痍(そうい)の心と体はいつ崩れてもおかしくなかった。その不安だらけの中で勝利をもぎ取った。「またひとつ壁を乗り越えられた」。

全米から今大会まで、この1カ月半で、世界ランキングのポイントを1950点の荒稼ぎ。出場資格のレースは5位となり、年末の上位8人が出場できるツアー最終戦(11月)に前進した。「来週、上海がある。でも、この喜びに少しだけ浸りたい」。涙は、笑顔に変わった。そして今日から、再び戦いの舞台へと錦織は旅立つ。【吉松忠弘】

錦織圭 楽天オープン動画

生涯獲得賞金は8億円超

錦織は、今季の獲得賞金を346万309ドル(約3億8000万円)とした。

生涯獲得賞金は、735万2894ドル(約8億705万円)。今年の4大大会の優勝賞金は全豪オープンが265万豪ドル(約2億6100万円)、全仏オープンが165万ユーロ(約2億2600万円)、ウィンブルドンが176万ポンド(約3億円)、全米オープンが300万ドル(約3億1900万円)だった。

<錦織圭(にしこり・けい>

生まれ 1989年(平元)12月29日、松江市生まれ。5歳でテニスを始める。姉玲奈さんとの2人姉弟。178センチ、74キロ。

チーム・ケイ 拠点とする米フロリダにあるIMGアカデミーでは、錦織を支えるチームを結成。ボティーニ・コーチとチャン・コーチを筆頭に、中尾トレーナー、マネジャーら7人が支える。

エア・ケイ 08年2月17日、日本男子2人目のツアー優勝を遂げたデルレービーチ国際で、テレビの解説者が、跳びはねて放つフォアをバスケットの「エア・ジョーダン」になぞらえ「エア・ケイ」と命名。代名詞となった。

キング・ケイ 小さいころから、写真を撮ると、真ん中に陣取らないと気が済まない。トランプで負けが続くと、机をひっくり返したこともある王様気質。

相田みつを 中学生のころ、いのちの詩人と呼ばれる相田にはまり、書き写していた。1度だけ、テニスをやめたいと思った時、両親が相田の詩を贈った。

ラーメン 和食好みで、帰国したら、必ずラーメンを食べる。豚骨が好み。

サッカー 小さいころにテニスと並行して小1から小6までプレー。実家にはメッシのサイン入り代表ユニホームが飾ってある。

日刊スポーツ

 

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