ホーム > シェアしたい > 2016年5月21日

映画「ソロモンの偽証 後篇・裁判 」犯人は?結末・あらすじ・裁判の行方や判決も公開

先日、地上波で放送された「ソロモンの偽証」が大反響でした。
ここでは後編の裁判の結末をネタバレ、まとめていきたいと思います。

いったい事件の真相は?犯人は誰?

「ソロモンの偽証」の舞台は中学校。

1人のクラスメイトが屋上から飛び降りた(落とされた?)事件を巡り、なんと中学生による「学校内裁判」が開かれます。

「ソロモンの偽証 後篇・裁判

まず、物語序盤で登場する告訴状。内容は「柏木は大出俊次の手にかかって命を落とした」というものでした。

この告訴状を書いたのは「三宅樹里」。事件現場を目撃したと主張します。

三宅樹里は酷いにきび顔がコンプレックス。その顔から地域一番の不良・大出俊次にいじめられていた過去があります。

そう、樹里が告訴状を出した一番の理由は「大出俊次に復讐するため」だったんですね。

しかし、犯人は大出俊次ではありません。

大出俊次には犯行時間帯のアリバイがあったのです。

これで、樹里の証言は偽証だったことが明らかになりました。

また「ソロモンの偽証」では最初の事件以降も、怪しげな事件が続きます。

・樹里の友人・浅井松子が交通事故にあい命を落とす。

・クラス担任が刺される。

・大出の家が放火される。

いかにも「これは真犯人が次々と事件を起こしている!?」という印象を受けますが、実はこれらの事件は本筋とは無関係。

・クラス担任はヒステリックな隣人に理不尽に妬まれて刺された。

・大出家放火の犯人は大出俊次の父親だった(放火の理由は私情)

・松子は樹里が告発状を投函するのにつき合わせれていた。告発状の差出人が樹里という噂が立ったので樹里に会いに行こうとしたところ交通事故にあう。

それで犯人や結末は??

物語が進んでいくと、頭のキレる弁護人・神原和彦が犯人として怪しくなってきます。

「ソロモンの偽証 後篇・裁判

裁判の最後、検事の藤野涼子は証人として神原和彦を尋問することに。

そこで、神原和彦は事件の真相を語り始めたのでした。

ありていに言えば神原和彦は柏木卓也(被害者)に悪意を持たれていたのです。

それは、とても正当性があるとは言えない悪意でした。

・柏木卓也は幼いころから病弱で両親は卓也を甘やかしまくり。卓也はワガママで歪んだ性格に育った。

・一方、神原和彦は幼いころに両親を失い、不幸な境遇であるのにも関わらず人生に希望を持って生きていた。

卓也はそんな和彦の身の上の不幸を指摘し、絶望させてやろうと考えていたのです(うわあ、最悪!)

しかし、卓也はいろいろと和彦にちょっかいをかけるものの効果はなし。

事件の夜、卓也は和彦を中学校の屋上に呼び出しました。

理不尽に怒り散らす卓也でしたが、最後には屋上のフェンスを乗り越え「(和彦が)帰るなら、飛び降りてやる!」と謎の脅し文句を投げつけます。

卓也の本心としては、もちろん飛び降りる気はなく、逆に和彦を落としてやろうと考えていました。

しかし、和彦はその脅し文句を無視して帰宅。

翌朝、転落した卓也が発見された、というわけです。

結末だけ見るとなんだかがっかりというか、なんだそりゃ?という感じがありますが、引き込まれる作品ではありますね。

「ソロモンの偽証」予告動画はこちら

引用元:わかたけトピックス

詳細なまとめ

1) 城東第三中学校の生徒である柏木卓也が、学校の屋上から転落して死亡する。警察は事故と判断するが、中学に届けられた匿名の告発状により、彼をイジメていた大出俊次が犯人であると名指しされていた。

2) 記者により記事にもなり、その告発状は大きな騒動を引き起こす。その中で、柏木と大出のクラスメイトである藤野涼子が、学校内裁判を開くことを提案する。

3) 裁判の中、実は学校内裁判を行うことを発起した柏木の友人・神原和彦が、事件のあらましを知っていると判明する。和彦は、父が母を殺害し、父自体も自殺をしていたという過去があった。そのため、塞ぎこんでいた。そんな中、柏木と出会った。

4) 柏木は、実は和彦を見下し、優越感を感じて、大出にイジメられていた惨めさや心の傷を癒やし、自尊心を保とうとしていたのだった。そして、柏木は和彦に、「父母の思い出の地を巡り、トラウマを克服しよう」と提案するのだったが、実は克服など望んでおらず、失敗して、より精神的に追い詰められることを期待していたのだった。

5) だが、期待に反して和彦は柏木の提案をやりきる。そして、柏木に学校の屋上呼び出された。そこで、和彦は、柏木に感謝するのだったが、その言葉を聞いた柏木は、そのようなことを望んでいなかったため、和彦を罵倒するのだった。去ろうとした和彦に、柏木は「このまま去ったら自殺する」と言われたが、そのまま和彦は去る。そして、柏木は自殺したのだった。

6) 和彦は、自責の念に駆られ、学校内裁判を提案。そして、その場で、裁かれることを望んだのだった。だが、裁判は大出の無罪判決で終わり、和彦は裁かれることはなかったのだった。

柏木の死

1991年12月25日の朝、城東第三中学校の生徒である柏木卓也が、遺体となって彼の通う中学校の校庭で発見された。屋上から転落して死亡したと考えられ、警察は自殺と断定した。津崎校長は、事件についての情報を口外しないようにさせ、事件が忘れられるのを待っていた。

ソロモンの偽証 柏木の死

ところが、柏木卓也は自殺ではなく、同じ中学に通う大出俊次が殺したとする匿名の3通の告発状が届けられたため、騒動となる。柏木卓也は、不良生徒・大出俊次と衝突し、登校拒否になっていたという背景があったのだった。

島津校長は、やはり告発状をなかったことにし、隠蔽しようとする。ところが、ジャーナリストの茂木悦男が嗅ぎつけてしまう。記事により、告発状の件は公になってしまう。大出犯行説が生徒の間でも噂されるようになり、不安が広がっていた。

学校内裁判開廷

噂は収束することがなく、柏木と大出のクラスメイトである藤野涼子が、学校内裁判を開くことを提案する。大出が柏木を殺していない事は明白だったが、噂を信じる者も多かった。そのため、大出の汚名を晴らすため、裁判を開くことを提案したのだった。

映画「ソロモンの偽証 後篇・裁判 」裁判

反対する教師もいたが、柏木の友人・神原和彦(他校生)も加わり、学校内裁判は開廷する。陪審員制で裁判を行い、藤野は検事、神原は弁護、柏木の死体の第一発見者・野田健一が弁護助手の役目を行い、大出俊次は当然ながら被告として出廷した。

裁判が進む中、三宅樹里という生徒が告発状の犯人であることが判明する。三宅は、大出にイジメを受けており、その復讐のために匿名の告発状を送ったのだった。そして、学校内裁判中、浅井松子という女生徒が交通事故で亡くなる。この浅井松子は、三宅の友人だった。告発状の作成を手伝ったのだが、茂木記者の記事により、話が大きくなってしまったため、不安定な心理状態の中、事故に遭ってしまった。

そのことに良心の呵責を覚えた三宅は、「松子を殺したのは私のようなもの」と、言い出したのだった。

神原和彦の証言

神原和彦が証言台に立つと、学校内裁判の発起人が彼自身であることが明らかとなった。また、和彦は友人のはずである亡くなった柏木について語りだす。

和彦の実父はアルコール依存症で、妻を殺害し、自身もまた自殺していた。その事件が暗い影を落とし、、和彦は塞ぎこむようになっていた。そんな時に、和彦は柏木と出会う。

柏木は、大出と衝突し、不登校となっていた。転校するなどの選択は、柏木にとって負けを意味をするもので、プライドが許さなかった。柏木も悩み、どうすべきか道を見いだせてはいなかった。

柏木は、和彦と話すことで優越感を感じ、何とか精神の安定をはかっていたのだった。その中で、柏木は「両親の思い出の地を巡って、過去のトラウマを克服できるか、試してみよう」と提案した。柏木は、和彦が途中で挫折することを期待していた。

だが、期待に反して和彦は全てを巡り、過去のトラウマを乗り越える。柏木は、あのクリスマスの前日、和彦を校舎の屋上に呼び出したのだった。そこで、和彦は柏木に感謝したのだった。だが、それは和彦にとって望んだ結末ではなかった。そのため、和彦を責め立て、罵った。そこで、柏木は和彦を友人と思っていたわけではなく、見下していたことを明かすのだった。

和彦は、柏木を置いて去ろうとした。そこで、柏木は「去ったら自殺する」と言うのだったが、和彦は彼を無視して立ち去るのだった。翌日、柏木が遺体となって発見され、和彦は自責の念に駆られたのだった。そのため、自身は裁かれるべきと考え、学校内裁判を提案したのだった。

結末、判決

未必の故意としての罪があると、和彦は自身の罪について裁判で問う。和彦とともに、弁護士役を担っていた野田健一は、和彦に殺意はなく、柏木の方が実は和彦を追い込み、死に追いやろうとしたのではないか、と指摘する。

映画「ソロモンの偽証 後篇・裁判 」犯人

だが、その意見に和彦は納得しなかった。和彦の証言により、”事件”のあらましが明らかとなる。だが、学校内裁判は、被告・大出俊次の無罪、そして和彦は罪に問うことはなく、自ら死を選んだ柏木こそが犯人である、と決着をつけたのだった。

裁判は終わったが、その裁判自体、代々と語り継がれる伝説となっていた。その後、2010年に城東第三中学校に、教師として野田健一が帰ってきた。彼は、現在の校長に学校内裁判について訊かれ、「あの裁判があったからこそ、僕らは本当の友達になれました」と語るのだった。

引用元:1分で分かるネタバレ

ソロモンの偽証 キャスト

主人公・藤野涼子役をはじめとする1クラス分の生徒役を選ぶため、日本映画史上最大規模のオーディションが開催され、1万人のオーディションを勝ち抜いた新人女優が2014年8月8日の午前8時8分に発表された。

この時点では主演女優の名は明かされず、その後10月31日に役名と同じ藤野涼子の名でデビューすることが発表された。
藤野は発表当時14歳の中学3年生で、芸能事務所に所属してはいたがエキストラ以外の演技経験はなく、オーディションを受けたのも3度目であった。
役名でのデビューは成島とプロデューサーの提案によるものである。

藤野涼子 – 藤野涼子
神原和彦 – 板垣瑞生
三宅樹理 – 石井杏奈
大出俊次 – 清水尋也
浅井松子 – 富田望生
野田健一 – 前田航基
柏木卓也 – 望月歩
倉田まり子 – 西畑澪花
向坂行夫 – 若林時英
井上康夫 – 西村成忠
橋田祐太郎 – 加藤幹夫
井口充 – 石川新太
竹田和利 – 六車勇登
佐々木吾郎 – 石田飛雄馬
萩尾一美 – 鈴木きらり
小山田修 – 羽下直希
蒲田教子 – 森田想
溝口弥生 – 榎本実優
勝木恵子 – 加藤実祐紀
原田仁志 – 宮野薫
山埜かなめ – 大井絵梨花
山崎晋吾 – 大西航平
奈良若菜 – 薗田仁南
橘未散 – 升澤理子
富田優花 – 松浦寿來
石田菜緒 – 佐久間妃南子
平田陸夫 – 鈴木逸豊
福本君江 – 西田心
近藤太一 – 菊地時音
河原沙織 – 岩田華怜
林田まい子 – 宮武祭
水川冴子 – 平祐奈
吉沢元喜 – 谷井優貴
藤野剛 – 佐々木蔵之介
藤野邦子 – 夏川結衣
三宅未来 – 永作博美
森内恵美子 – 黒木華
佐々木礼子 – 田畑智子
浅井洋平 – 塚地武雅
浅井敏江 – 池谷のぶえ
茂木悦男 – 田中壮太郎
垣内美奈絵 – 市川実和子
大出勝 – 高川裕也
大出佐知子 – 江口のりこ
高木学年主任 – 安藤玉恵
楠山教諭 – 木下ほうか
岡野校長代理 – 井上肇
尾崎養護教諭 – 中西美帆
柏木則之 – 宮川一朗太
垣内典史 – 浜田学
神原歩美 – 森口瑤子
神原悟 – 筒井巧
小林修造 – 津川雅彦
河野良介 – 嶋田久作
上野素子 – 余貴美子
北尾教諭 – 松重豊
今野努 – 大河内浩
津崎正男 – 小日向文世
中原涼子 – 尾野真千子

引用元:ウィキペディア(Wikipedia)

ソロモンの偽証 主要キャスト経歴

藤野涼子/藤野涼子役(検事役)

本作『ソロモンの偽証』で、主人公“藤野涼子”役の役名で女優デビューする藤野涼子さん。2000年生まれの現役中学生です。

役名を芸名としたのは、成島監督とプロデューサーの提案だそうです。映画デビュー作の役名を芸名とするのは、1951年に上映された映画「善魔」の三國連太郎さん以来で、将来の活躍が期待されます。

板垣瑞生/神原和彦役(弁護人役)

2000年生まれ。東京都出身。2014年公開の『闇金ウシジマくんPart2』で映画デビュー。同年12月公開の『アオハライド』では東出昌大演じる馬渕洸の中学生時代を熱演。特技はサッカー、水泳、マラソン。

石井杏奈/三宅樹理役

1998年生まれ。東京都出身。ガールズ・エンターテイメント・プロジェクト「E-girls」のメンバーとして活躍中。主な映画出演作は『劇場版 私立バカレア高校』(2012年)『だいじょうぶ3組』(2013年)がある。

清水尋也/大出俊次役

1999年生まれ。東京都出身。映画出演作は『劇場版 私立バカレア高校』(2012年)『ラジオデイズ』(2013年)『陽だまりの彼女』(2013年)など。『渇き。』(2014年)では、ボク役で注目を集めた。

富田望生/浅井松子役

2000年生まれ。福島県出身。本作『ソロモンの偽証』が映画初出演となる。

前田航基/野田健一役(弁護側助手)

1998年生まれ。大阪府出身。弟の旺志郎と、お笑いコンビ「まえだまえだ」として活躍中。2011年公開の『奇跡』では弟と共に主演を務めている。

望月歩/柏木卓也役

2000年生まれ。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で平資盛の幼少時代を演じる。

「ソロモンの偽証」の意味

『ソロモンの偽証』の「ソロモン」は、古代イスラエルの国王、「ソロモン王」からの発想のようです。
ソロモン王は、賢い裁きをする人の象徴、知恵の象徴として引き合いに出されたりします。
日本では、「大岡裁き」の名で伝えられている、代表的なエピソードがあります。
大岡裁きとは:二人の女性が、子供の母として名乗りを上げた時、ソロモン王は「では、子供の手を二人で引っ張って、勝ったほうが実の母と認めよう」と提案する。一方の女性は力ずくで手を引き、もう一方の女性は子供が泣いたので手を離した。ソロモン王は手を離した女性を実の母と認めた。元祖はソロモン王のエピソードだったわけです。

 

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