ホーム > ニュース > 2014年10月3日

消滅の危機にひんするアラル海、世界で4番目に広かった湖が干上がる!?

「アラル海」ほぼ消滅 世界第4位の広さをほこった湖、有害物質をまき散らす砂漠に

(CNN) かつて世界で4番目に大きな湖だった「アラル海」が過去14年で縮小を続け、有害な砂をまき散らす広大な砂漠と化している。
米航空宇宙局(NASA)はこのほど、湖の縮小規模を示す画像を公開した。

アラル海は中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域にあり、 現在は元の湖の中心だった部分が「南アラル海」と呼ばれている。
縮小は今年に入ってピークに達し、南アラル海の東側の部分が完全に干上がった。

かつては湖の中心だった「南アラル海」と呼ばれる部分の東側は完全に干上がっているように見える。

アラル海

アラル海

NASAによると、アラル海には1960年代までアムダリヤ川とシルダリヤ川の2つの川が注ぎ込み、 雪解け水や雨水が流れ込んでいた。
しかし旧ソ連が60年代、農業用水を確保するため、この2つの川の流れを変え、水を運河に流入させた。

この影響でアラル海は縮小を始め、塩分濃度が上昇。肥料や化学物質で汚染された湖底が露呈した。
この土壌が風に吹かれて周辺の耕作地に広がったため、耕作用にさらに多くの水が必要になったという。

水位の低下に伴いこの地域の気候も変化した。 気温の変化を和らげてくれる水がなくなったため、冬は一層寒く、 夏は一層暑くなったとNASAは解説している。

アラル海とは

アラル海(アラルかい、カザフ語: Арал Теңізі、ウズベク語: Orol dengizi、露: Аральское море、英: Aral Sea、中: 鹹海)はカザフスタンとウズベキスタンにまたがって存在していた塩湖である。

アラル海は中央アジア西部の内陸湖である。アラル海の西にはカスピ海があり、2つの海の間にはトゥラン低地やウスチュルト台地がある。アラル海の南東にはキジルクム砂漠があり、南はカラクム砂漠、北はカザフステップに囲まれている。アラル海は1960年代までは日本の東北地方とほぼ同じ大きさの湖沼面積を誇る世界第4位の湖(約66000[~68000平方キロメートル)だったが、半世紀で約5分の1に縮小した。アラル海はかつては1つの湖だったが、その後小アラル海(北アラル海)と大アラル海(南アラル海)に分かれ、現在は小アラル海とバルサ・ケルメス湖、東アラル海、西アラル海の4湖に分かれている。小アラル海と大アラル海の間はかつてはベルグ海峡と呼ばれていたが、現在はコカラル堤防で仕切られている。また干上がった部分はアラルクム砂漠と呼ぶ説がある。

アラル海は砂漠の中にあり降水量は年間200ミリ未満[6]である。アラル海の水源はパミール高原や天山山脈などの融雪水に由来し、河川を伝って2000キロメートル以上流れてアラル海に到達する。小アラル海の主な水源は現在でもシルダリヤ川だが、大アラル海の主な水源だったアムダリヤ川は現在はアラル海まで到達しておらず[7]、バルサ・ケルメス湖は水源を湧き水に頼っている。降水の多寡により水位変動があるが、2010年11月現在のアラル海の面積は1万3900平方キロメートルであり、日本の福島県とほぼ同じ大きさである。

1960年のアラル海の水位は53.4メートルだったが、半世紀後の現在(2011年)は大アラル海が約半分の28.3メートルになり、小アラル海は11メートル下がって42.5メートルになっている。それに伴い水量は大アラル海が6%、小アラル海は32%[9]となり大半の水が蒸発してしまった。その結果、海岸線は北岸の都市アラルから25キロメートル(2007年)、南岸の都市モイナクから77キロメートル後退した[10]。

wikipediaより

 

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