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忘れてはならない!警視庁が選んだ大事件ランキング・順位100(50~100位)

池上彰解説塾 警察官が選んだ重大事件100でも放映された事件

140周年を迎えた警視庁が選定した100大事件。職員の投票による順位は下記の通り(51~100位)

●51位 新潟県中越地震(平成16年10月)

331票

 中越地方を襲った大震災。警視庁は広域緊急援助隊、災害救助部隊総勢380人、救助犬2頭、女性機動隊員9人を派遣し、救援活動を支えた。

●52位 三島事件(昭和45年11月)

320票

 作家・三島由紀夫が自衛隊員に決起演説をした後、割腹自殺。陸上自衛隊駐屯地で高官を人質に取り実行。著名な作家が突然起こした行動とその結末は社会を困惑させた。

●53位 土田邸爆破事件(昭和46年12月)

291票

 警視庁幹部私邸を狙った爆弾テロ。土田警務部長宅で小包爆弾が爆発、夫人が死亡、子息1人が重傷。土田部長は事件当日に記者会見を行い、「君たちは卑怯(ひきょう)だ」と犯人に訴えた。

●54位 南長崎6丁目警察官殺害事件(昭和59年7月)

290票

 警察官殺害事件。不審者逃走の急報を受けた警察官が、手配の人相に酷似した男を発見し、停止を求めたところ格闘となり、刃物で胸を刺され死亡。犯人は後日逮捕。

●55位 60年安保闘争(第1次安保警備)(昭和34年ごろ)

271票

 日米安保条約改定の強行採決に反対する一連の抗議行動。5~6月は10万~30万人規模のデモが連日展開され、警視庁は国会内外で警備を行った。デモ中の女子大生1人が圧死。

●56位 銀座貴金属店強盗傷害事件(ピンクパンサー事件)(平成19年6月)

264票

 銀座の貴金属店で展示中のティアラとネックレスが2人組に盗まれた事件。容疑者は窃盗団「ピンク・パンサー」の一員。国際指名手配され、2人とも身柄を拘束された。

●57位 血のメーデー事件(昭和27年5月)

254票

 労働者デモの過激化。占領から解放されて初の全国大会。東京では神宮外苑に15万人が参加し、一部が警察と衝突。デモ隊側は2人が死亡、638人が負傷、警察側は832人が負傷。

●57位(同数票) 全日空機羽田沖墜落事故(昭和41年2月)

254票

 千歳空港発の全日空ボーイング727型機が羽田沖に墜落。乗客乗員133人全員が死亡。「空の安全性」が見直される契機となった。警視庁は遺体の捜索、搬送、収容などを担当。

●59位 浅沼社会党委員長刺殺事件(昭和35年10月)

247票

 演説中の政治家が刺殺された事件。日比谷公会堂の3党党首演説会で、2000人以上の聴衆と池田首相の目の前で起こり、テレビで実況中継された。犯人は17歳の右翼少年。

●59位(同数票) 新宿騒乱(昭和43年10月)

247票

 左翼による暴動。国際反戦デーに合わせて新宿駅に武装したデモ隊が集結し、駅や電車、信号機を破壊。交通機能がまひした。警察官747人負傷。累計870人を逮捕。

●61位 深川通り魔殺人事件(昭和56年6月)

246票

 無差別殺人。犯人は商店街の路上で主婦や子供たちを次々に包丁で刺した後、人質を取り中華そば店に立てこもった。4人が死亡、3人が負傷。

●62位 伊豆大島三原山噴火(昭和61年11月)

245票

 安永の大噴火以来209年ぶりとなる伊豆大島三原山の大噴火。住民の全島避難が1カ月続いた。警視庁は災害警備本部を設置し、島民の避難誘導、防犯活動にあたった。

●63位 帝銀事件(昭和23年1月)

235票

 占領期に起こった無差別大量殺人。赤痢予防の緊急事態と偽り、犯人が帝国銀行の行員らに毒薬を飲ませて12人を殺害。8月に犯人逮捕。事件を題材に多くの小説や映画が作られた。

●64位 70年安保闘争(第2次安保警備)(昭和45年ごろ)

230票

 60年安保から10年後の改定に反対する一連の抗議行動。極左集団を中心に過激化。第一次羽田闘争以降、武装闘争を大規模に展開。治安警備延べ3000回以上。延べ3000人以上を逮捕。

●65位 虎ノ門事件(皇太子暗殺未遂事件)(大正12年12月)

223票

 皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)を狙ったテロ。犯人は自動車に近付き、仕込み銃で発砲。未遂に終わった。責任を取り山本内閣が総辞職。警視庁は警視総監以下3人が懲戒免官。

●66位 耐震構造計算書偽装事件(平成17年11月)

220票

 1級建築士による建築物の構造計算書の偽造と、関連する一連の事件。建築基準法を満たさないアパートやマンションが次々と発覚し、契約の見直しや住民退去が相次いだ。

●67位 新宿クリスマスツリー爆弾事件(昭和46年12月)

205票

 爆弾テロ。クリスマスツリーに偽装した時限爆弾が爆発し、警察官2人と通行人10人が負傷。爆弾テロが続く中、企業や警察などの目標を持たない無差別テロとして注目された。

●68位 元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年11月)

195票

 元厚生省事務次官2人の自宅が次々に襲われた事件。2人が死亡、1人が重傷を負った。犯人は5日後に警視庁に出頭。その前にマスコミ各社にメールを送り、単独犯行と説明。

●69位 横浜銀行新宿支店強盗殺人事件(昭和51年2月)

189票

 閉店間際の銀行で、拳銃を持った犯人が現金を要求。人質を取って立てこもった。駆けつけた警察官のうち1人が射殺された。犯人は現行犯逮捕。

●70位 ルーシー・ブラックマンさん事件(平成12年7月)

166票

 六本木のクラブで働く英国人女性が暴行・殺害された。遺体はバラバラに切断された状態で発見。英国でも大きく報道された。犯人は合計10の事件で立件され、刑が確定。

●71位 永山則夫連続射殺事件(昭和43年10月~44年4月)

161票

 無差別連続殺人。海軍基地から拳銃を盗み、東京・京都・函館・名古屋で市民4人を射殺。犯人は当時19歳で未成年だが、指名手配後、実名報道された。代々木で逮捕。

●72位 三宅島噴火(平成12年6月~)

158票

 6月26日に三宅村災害対策本部が設置された。警視庁は全島避難の誘導、島内の治安警備のほか、避難住人の連絡活動、ビデオレター放映会など地域の連絡を支えた。

●73位 渋谷暴動事件(沖縄返還阻止闘争)(昭和46年11月)

155票

 沖縄返還協定をめぐり発生した暴動。返還条件に抗議する極左集団が無差別テロを唱え、渋谷で警戒中の機動隊や交番を火炎瓶などで襲撃。警察官1人が殉職。

●74位 暴走族の大量検挙(平成16年11月)

133票

 暴走族「横浜連合」の車両87台が蛇行運転、広がり走行などを繰り返しながら首都高速を暴走。取締部隊による追い上げと封鎖により135人を検挙、うち71人を現行犯逮捕。

●75位 少年ライフル魔事件(昭和40年7月)

128票

 無差別殺人。犯人は18歳の少年。神奈川県下においてライフルで警察官2人を殺傷。その後、都内銃砲店で武器弾薬を補充し、市街で警察官に向けて乱射。警察官と市民16人が負傷。

●76位 郵便局強盗・幼児人質立てこもり事件(平成7年12月)

125票

 郵便局強盗の犯人が、局員に追跡されたため、民家に侵入して2歳の子供を人質に立てこもった事件。警察官が突入し、犯人を逮捕。人質の子供は負傷したが、無事に保護された。

●77位 三河島事故(昭和37年5月)

124票

 常磐線三河島駅付近で発生した列車の二重衝突事故。160人が死亡する大惨事となった。荒川署に特別捜査本部を設置し、警視総監以下700人が救助と原因究明にあたった。

●78位 第2機動捜査隊警部補殉職(昭和57年7月)

113票

 息子による父親殺人事件の捜査中に起こった警察官殺害事件。警察官は押入れに潜んでいた犯人に刃物で襲われ、顔面に重傷を負いながら犯人を逮捕。数日後に死亡した。

●79位 沖縄デー(昭和44年4月)

109票

 沖縄返還をめぐる集会で発生した暴動。代々木公園の中央集会に13万人が参加。一部の過激な集団がバリケード封鎖や交番に暴動を行った。一日の逮捕者970人は当時最高。

●80位 下山事件(昭和24年7月)

107票

 下山定則国鉄総裁が出勤途中に失踪、翌日に綾瀬駅付近の線路上で轢死(れきし)体で発見された。自殺と認定された後も、当時の占領政策や国鉄人員整理闘争との関係が取り沙汰された。

●81位 三鷹事件(昭和24年7月)

106票

 無人列車の暴走事件。三鷹車庫から発車して三鷹駅の車止めを突き破って脱線。民家や交番を破壊し、6人が死亡した。国鉄人員整理闘争にからむ元国鉄労組員の犯行。

●82位 血盟団事件(昭和7年2~3月)

101票

 政治団体「血盟団」による連続テロ。井上準之助前蔵相、三井財閥の団琢磨理事長が射殺された。犯人逮捕で政財界重鎮の暗殺計画が明らかになり、社会を震撼(しんかん)させた。

●83位 日暮里駅武装すり団事件(平成5年11月)

92票

 強盗致傷事件。すり犯警戒取締り中の警察官に柳刃包丁を振り回し、催涙ガスを噴射するなどして抵抗。現行犯逮捕。この頃から来日韓国人による武装すり団の犯罪が増加。

●84位 玉の井バラバラ殺人事件(昭和7年2月)

91票

 「バラバラ殺人事件」の語源となった猟奇事件。下水溝から男性の胴体、首、胸などが発見され、当時の新聞が推理合戦を展開した。迷宮入りのところ、巡査の報告から解決に。

●85位 伊丹十三監督襲撃事件(平成4年5月)

88票

 映画『ミンボーの女』を制作・監督した伊丹十三監督が、映画公開1週間後に自宅近くで刃物を持った5人組に襲撃され、全治3カ月の重傷を負う。暴力団組員5人を逮捕。

●86位 方南1丁目独居老人殺人・死体遺棄事件(平成元年10月)

86票

 母親が行方不明との届け出を受けて捜索中、神奈川県下でトランクに詰められた遺体を発見。犯人2人は後日逮捕。資産家の老人を絞殺して土地を売却、その後、共犯の男性も殺害していた。

●86位(同数票)一部上場大手企業による商法違反(平成7年~)

86票

 総会屋に謝礼を払った事件。株主総会において議事の円滑な進行に協力した謝礼として、大手企業が金品を渡す利益供与事件が多発。商法、会社法改正に向けた転機となった。

●88位 金大中拉致事件(昭和48年8月)

80票

 韓国の政治家・金大中(後の大統領)が来日中に拉致・連行された事件。警察は韓国大使館職員に出頭要請したが、韓国政府が拒否。真相究明は深刻な政治問題へと発展した。

●89位 ロス疑惑(保険金目的女性殺人事件)(昭和60年~)

79票

 ロサンゼルスで発生した保険金殺人疑惑。日本と米国で捜査が行われた。日本では昭和63年に主犯と共謀犯を逮捕。マスコミの報道に関係者が積極的に対応し、社会の注目を集めた。

●90位 有楽町3億円事件(昭和61年11月)

73票

 現金強奪。千代田区有楽町にて現金輸送車が襲われ、総額3億3000万円の現金と有価証券が奪われた。犯人は国際指名手配され、3人がフランスで、1人がメキシコで逮捕。

●91位 経団連襲撃事件(昭和52年3月)

70票

 右翼団体幹部ら4人が、経団連を敵視し、拳銃や日本刀を所持して経団連会館に侵入。職員12人を会長室に監禁した立てこもり事件。三島由紀夫夫人が説得に当たった。

●92位 三木首相殴打事件(昭和50年6月)

69票

 首相に対する暴行。佐藤栄作元首相の国民葬で、参列中の三木武夫首相に右翼団体構成員が近づき、突然顔面を殴った。当時の右翼団体の暴力の増加を象徴する事件。

●93位 嶋中事件(昭和36年2月)

62票

 右翼によるテロ。雑誌「中央公論」掲載小説の皇室描写を右翼団体が不敬と見なし、出版社に抗議する中、元右翼構成員が社長宅を襲って家政婦を殺害。社長夫人が重傷を負った。

●94位 特別養護老人ホーム汚職事件(平成8年)

60票

 厚生省を中心とした汚職。元厚生事務次官が、老人福祉施設の許可をめぐり企業から賄賂を受け取った罪で逮捕。後に事務次官経験者では初の実刑判決が確定。

●95位 投資ジャーナル事件(昭和60年6月)

59票

 株式の不正売買による詐欺。証券関連雑誌を発行していた投資ジャーナル社が「絶対もうかる」と、全国の投資家から巨額の現金・有価証券をだまし取った。11人を逮捕。

●96位 新河岸強盗殺人事件(平成11年12月)

58票

 元会社員の女性が首を絞めて殺害され、現金が奪われた。12年後の平成23年、別の強盗傷害事件により北海道で逮捕された犯人を警視庁が再逮捕。DNA鑑定で判明した。

●97位 二重橋事件(昭和29年1月)

54票

 皇居一般参賀において将棋倒しが発生。当日の参賀者は38万人以上。同時に正門に殺到したため、折り重なって倒れ大混乱となった。16人が死亡、64人が負傷。

●98位 東京佐川急便事件(平成2年5月)

52票

 ヤミ献金。東京佐川急便社長らが、暴力団会長と共謀して行った会社に対する特別背任事件。献金をめぐり金丸信議員が辞職するなど、政界に対しても重大な影響を与えた。

●99位 永福1丁目立てこもり事件(昭和62年9月)

51票

 杉並区永福に住む不動産業社長私宅に、右翼団体幹部の男が拳銃を持って立てこもった。犯人は家政婦を射殺し、自殺を図った。

●100位 イトマン事件/逃亡被告人・許永中の収監(平成11年10月)

26票

 「イトマン事件」は戦後最大規模の経済不正経理事件。被告人の許永中は裁判所の旅行許可を得て韓国に出国したまま逃亡、2年後、都内に潜伏中のところ、身柄を拘束。

 

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