ホーム > ニュース > IT > 2014年9月29日

曲がる?不満広がる”曲がりやすいiPhone6″保証対象になる可能性も…

「ベンドゲート」と名付けられたその問題は、アップルにとって致命的な広報問題となるかもしれない。一部のiPhone 6 プラス購入者は、購入したばかりの電話に想定外の事態が発生している事を発見したという。何と、ズボンの後ろのポケットに入れると曲がってしまうというのだ。

一部の見込み客は、不満を漏らしている。消費者のサム・ギブゾンさんは「壊れたり、曲がってしまう電話を欲しくはありません」と言う。別の消費者のマーク・ヘンレイさんは次のように言う。「アップルにまつわる報告が本当なのであれば、これはiPhone4sの携帯からアップグレードを考えていた私にとって致命的な問題として映ります。サムスンのようなライバル会社に移行するかもしれません」。

■ 見た目重視がベントゲートの原因

ウェブサイトCNETのシャラ・ティクベン氏は、「見た目の良い電話」に対する需要の大きさが、この問題の原因かもしれないと分析する。

「デバイスをより薄く、軽量にしようという動きは常にありますが、それはそれで問題が伴います。何かを出来る限り薄くしようとする時は、多くの代償があります。アップルはプレミアム素材を利用していますが、より薄く軽量なデバイスを追求した結果、柔軟性までもが増してしまったのです」

アップルは未だにコメントを発表していないため、問題を修正するにあたって、会社としてどのように対応するかは不明である。リコールの可能性は低いものの、アップルは携帯電話を保護するための無料ケースを配布する必要があるかもしれない。

■ 最低でも2年使えることが大切

ティクベン氏は、次のように語っている。「この問題が広範に及んだ場合、アップルにとって間違い無く深刻な事態となります。ズボンの前ポケットに折れ曲がった携帯電話を入れている人が沢山いたら、とても大きな問題であり、懸案事項になるかもしれません。これらのデバイスは非常に高価であるため、最低でも米国の携帯電話の契約期間である2年間は耐えられるものと誰もが考える訳です」。

週の初めに、アップルは既にiPhone 6 と6Plusを1000万台出荷済みであると述べたばかり。しかし、問題はそれだけにとどまらないかもしれない。同社は、現在iOS 8 オペレーティングシステムのアップデート不具合を調査中である。新機種のオーナーとなった一部の利用者の間で通話の発着信ができなかった事を受けて、アップルは謝罪している。

東洋経済オンライン

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「iPhone 6」の曲がり具合、他社製端末と比較

「iPhone 6 Plus」の曲げ試験を実施して世界に衝撃を与えたUnbox TherapyのLewis Hilsenteger氏が再び登場し、今度はより包括的なテストを実施した。

Hilsenteger氏は今回、(曲がりやすいことが明白な「iPhone 6 Plus」ではなく)「iPhone 6」を「HTC One M8」やNokiaの「Lumia 1020」、Motorolaの「Moto X」といった頑丈な競合機種と比較することに決めた。

Hilsenteger氏が慣れた手つきで圧力を加えると、iPhone 6の本体に小さな窪みができた。ただし、iPhone 6は6 Plusに比べると、はるかに曲がりにくいと同氏は主張した。

iPhone 6の方が頑丈なのはサイズが小さいからだ、と同氏は主張した。論理学者は同氏の主張に感心するかもしれない。

非常に華やかなHTC One M8は、圧力を加えるとひびが入った。接着剤がはがれる音がした(同氏によると、このときの音は間違えようがないという)。完璧な筐体からスクリーンが少しだけ飛び出した。

Moto Xは「非常に頑丈」だとHilsenteger氏は評価した。同氏を最も驚かせたのは、Moto Xだった。

Lumiaは、ひびが入る音を発したようだ。スクリーンが少し動いたが、不安を感じさせるほどのものではなかった。

折れ曲がった「iPhone 6 Plus」、問い合わせは発売後6日で9件–アップルがコメント

Appleは米国時間9月25日、「iPhone」が折れ曲がる事象は「極めてまれ」であり、発売後最初の6日間で「iPhone 6 Plus」の湾曲についてAppleに問い合わせた顧客は9人だけだったと述べた。また、開発工程全体にわたって「厳格な」試験を実施しており、同端末がAppleの高い基準を満たしていることを確認しているとも述べた。

Appleによる声明の全文は以下のとおり。

iPhoneは、美しくかつ堅牢であるように設計、開発、製造されている。iPhone 6とiPhone 6 Plusは、強度を高めたカスタムグレードの6000系アルミニウムを加工して作り上げた、精密設計のユニボディ筐体を使っている。また、ステンレス鋼とチタンを挿入することでストレスのかかる部分を補強しており、スマートフォン業界最強のガラスを採用している。このような品質の高い素材と構造を非常に慎重に選定し、その強度と耐久性を実現した。また、3点曲げや圧力サイクル試験、座ったりねじったりといったユーザー事例に基づく試験など、開発サイクル全体を通して厳格な試験を実施している。iPhone 6とiPhone 6 Plusは、われわれの高い品質基準のすべてを満たすか、それを上回っており、日々の実生活における使用に耐えるものになっている。通常の使用でiPhoneが曲がるのは極めてまれなケースであり、発売後最初の6日間でiPhone 6 Plusの湾曲についてAppleに問い合わせた顧客は合計で9人だった。Appleのどの製品でもそうであるように、疑問があればAppleに問い合わせてほしい。

Appleのこの1週間は、目まぐるしく過ぎ去った。同社は22日、発売最初の週末で1000万台のiPhone 6とiPhone 6 Plusを売り上げたと発表した。しかしその後まもなく、「iOS 8」のバグやiPhone 6 Plusのデザイン問題が大きく報じられるようになった。

保証対象になる可能性–アップルのサポートデスクが示唆

「iPhone 6 Plus」がポケットの中で折れ曲がったという苦情が相次いでいることを受け、Appleが交換を示唆しているようだ。

ソーシャルメディア上では米国時間9月24日、ポケットの中で「iPhone 6 Plus」が折れ曲がったという購入者からの苦情が見られるようになった。Twitterではこの事象が「#bendgate」と呼ばれるようになり、利用者たちは、端末は機能するものの、真ん中あるいは上部がわずかに湾曲してしまったとツイートした。また、一部のユーザーは、例えば一定時間座り続けた場合など、端末に力が加わってこうなってしまったと報告している。

「iPhone 6」にはこうした設計上の不具合はないようだが、5.5インチ画面を搭載する、大きい方の「iPhone 6 Plus」のほうで問題が生じているようだ。

これに対しThe Next Webは、Appleのサポートデスクとオンラインでやりとりし、折れ曲がったiPhoneは確認を通過すれば交換対象になると告げられたと報じた。Genius Barの従業員が同スマートフォンを「Visual Mechanical Inspection」と言われる検査にかけ、保証対象になるかを判断する。iPhone 6やiPhone 6 Plusが通常の使用環境下で折れ曲がってしまった場合は保証の対象になるのかと尋ねられ、Appleのサポートデスクは以下のように回答した。

それは、店舗で対応するGeniusに100%かかっている。Visual Mechanical Inspectionと呼ばれるテストがあり、端末はそれを通らなければならない。規定に沿っていれば保証の対象になる。そうでなければ、有償での交換となる。

また、サポートデスクは、Appleがこの問題を深刻にとらえていることを示唆し、「正気とは思えないほど詳しく調査している」と述べたという。

CNET Japan

 

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