ホーム > 生活・ビジネス > 健康 > 2014年11月6日

コーヒーで糖尿病を予防?コーヒーを飲むと糖尿病リスクが減少!

コーヒーで糖尿病を予防1日にコーヒーを3杯以上飲む高齢者は、まったく飲まない人に比べ生活習慣病で死亡するリスクが10%低いことが、米国の40万人以上を対象とした大規模研究であきらかになった。この結果はカフェインの有無にかかわらず、コーヒーを飲む50~71歳の成人に当てはまるという。この研究は、医学誌「New England Journal of Medicine」5月17日号に掲載された。

研究では、「NIH(米国立衛生研究所)-AARP(米国退職者協会)食生活・健康調査」に1995~1996年に登録した男女約40万人の食習慣に着目。研究開始時点で被験者にがん、脳卒中、心疾患の既往はなかった。

調査開始時にコーヒーの1日の摂取量について、0杯~6杯以上の範囲で被験者に尋ね、2008年または死亡するまで健康状態を追跡した。その結果、1日に飲むコーヒーが1杯だけでも全死亡リスクが低下するほか、心臓病、呼吸器疾患、脳卒中、2型糖尿病、感染症による死亡リスクが低下することがわかった。

コーヒーを1日3杯以上飲む人では、死亡リスクが10%低下していた。一方で、1日2杯と6杯との間ではほとんど差が認められなかったという。

「コーヒーは米国でもっともよく飲まれている飲料だが、コーヒー摂取と死亡との関連はあきからにされていない。

毎日コーヒーを飲む中高年は健康 糖尿病リスクが減少

糖尿病予防にコーヒー 米誌、飲めば飲むほど効果

【ニューヨーク9日共同】10日発行の米医師会誌(JAMA)は、コーヒーを飲む量が多い人ほど、糖尿病にかかる危険が小さくなるとするフィンランド国立公衆衛生研究所の調査結果を伝えた。
同研究所が35-64歳の約1万4600人を調査した結果によると、1日3-4杯のコーヒーを飲んだ場合、飲まない人に比べ女性で29%、男性で27%糖尿病にかかる率が減少。1日10杯以上飲んだ場合は、女性で79%、男性で55%の減少となった。

因果関係は不明だが、コーヒーに含まれているクロロゲン酸が血糖値調整に間接的役割を果たしている可能性があるほか、カフェインが膵臓からのインシュリン分泌を促進、血糖を減少させることも考えられるという。
米ハーバード大研究チームなどが行った別の調査でも同様の結論が出ており、同誌は、糖尿病予防でのコーヒーの効用について、今回の調査が「疑う余地のない証拠」を提供したとしている。(共同通信)

なぜコーヒーが糖尿病予防に効果があるのか?

■ コーヒーが糖尿病リスクを低下 コーヒーを飲むと血流が増加

コーヒーは不健康な飲料とみられていた時期があるが、現在は2型糖尿病や心臓病、脳卒中の予防効果のある「健康的な飲料」として見直されている。
コーヒーの健康効果がまたひとつ明らかになった。コーヒーを飲むと血管の働きが良くなるという。11月に開催された米国心臓学会(AHA)主催の「サイエンスセッション 2013」で発表された。

■ コーヒーを飲むと指先の血流が増加

琉球大学大学院医学研究科薬理学の筒井正人教授らは、27人の被験者にカフェイン入りのコーヒーを1杯飲んでもらう実験を行った。その結果、カフェイン抜きのコーヒーを摂取した人に比べ、カフェイン入りのコーヒーを飲んだ被験者は指先の血流が30%増加し血流が良くなったという。

被験者は22歳~30歳で、ふだんはコーヒーを飲んではいなかった。1杯約140gのレギュラーコーヒーもしくはカフェイン抜きのコーヒーを飲んでもらい、摂取後に指の血流をレーザドップラー流速計で測定した。

レーザードップラー血流計は、近赤外光を照射し、皮膚表面から浅い深さにある毛細血管内血流を測定できる装置だ。

カフェイン抜きのコーヒーを飲んだ被験者に比べ、カフェイン入りのコーヒーを飲んだ人の方が、わずかに血圧が上昇したが、心拍数に違いはみられなかった。

顕微鏡を使い指先の血液循環を調べたところ、コーヒーを飲んだ人では血管内皮機能が向上していたという。「コーヒーが心臓血管の健康を高めることを示すヒントになる」と筒井教授は述べている。

■ コーヒーを飲むと2型糖尿病の発症リスクが低下

また、国立国際医療研究センター糖尿病研究部の野田光彦部長らが2009年に発表した、40~69歳の日本人約5万6,000人を対象とした「JPHC研究」では、コーヒーを飲む回数が「週3~4杯」の人は、「ほとんど飲まない」人に比べて、2型糖尿病を発症するリスクが、男性で17%、女性で38%低下するという結果が出ている。

興味深いことに、紅茶やウーロン茶を飲む習慣のある人ではこうした傾向はみられなかったという。「コーヒーには、ストレス緩和以外にも、糖尿病リスクを下げるような独自の効果があると考えられる」と、研究者は述べている。

2型糖尿病の予防に効果的な飲料としてコーヒーは注目を集め、日本を含む世界各国から「コーヒーに2型糖尿病を予防する効果ある」という報告が発表されている。

シドニー大学が2009年に発表した、約50万人を対象とした18件の研究を解析した研究によると、1日に3~4杯の紅茶やコーヒーを飲むと、2型糖尿病を発症するリスクが25%低下したという。

■ コーヒー効果のメカニズムはまだ解明されていない

コーヒーが2型糖尿病の発症をどのように抑制するのか、あるいは心臓病のリスクの高い人がコーヒーを飲むと予防効果を得られのか、そのメカニズムには不明な点も多い。

コーヒーを飲んだ直後は血圧や血糖値が上昇するが、日常的に飲み続けると心臓病や脳卒中の死亡リスクが低下することを示した研究は多い。

コーヒーが糖尿病や心臓病の予防に効果がある理由として、コーヒーに含まれているカフェインやクロロゲン酸が代謝に関わっている可能性が指摘されている。

カフェインには交感神経を刺激する作用があり、コーヒーを飲むと、飲んだ直後には血圧値や血糖値が上昇する。しかし、コーヒーを日常的に飲み続けると、体脂肪の燃焼が促されると考えれている。

また、コーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸には、強い抗酸化作用がある。活性酸素は主に体内で作られる不安定な酸素で、過剰な活性酸素は細胞や遺伝子を傷つけ、血液中では脂質と反応し、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こす。

クロロゲン酸などのポリフェノールがそれを炎症や酸化ストレスを抑える作用をし、糖尿病や動脈硬化の予防に寄与しているのではないかと考えられている。

コーヒーが糖尿病リスクを低下 コーヒーを飲むと血流が増加

糖尿病の「予防」と「発病後」のコーヒーの飲み方!

■ 糖尿病の「予防」としてコーヒーを飲む

糖尿病の「予防」と「発症後」のコーヒーの飲み方に違いがあります。

糖尿病の「予防」として、コーヒーを飲むのは効果的であるという研究結果がいくつか発表されています。その理由として、コーヒーに含まれるカフェインが、脂肪の燃焼を助けて体重増加を防ぐからとか。または、コーヒー成分のクロロゲン酸が作用して間接的に血糖値をコントロールしているのでは等と、色々な説がありますがハッキリとは解明されていません。

いろいろ調べたところ、コーヒーをたっぷり飲むのは控えた方が無難のようです。大量にコーヒーの「カフェイン」を摂取すると、炭水化物の利用効率が悪くなり血糖値が高くなる恐れがあるからです。

予防では沢山飲んでOKでも、発症したら要注意とは・・・

コーヒーの成分が複雑に影響しているため、なかなか難しい所のようですね。

■ 糖尿病の「発症後」のコーヒーの飲み方

発症すると、食後の血糖値コントロールがとても大事になります。

コーヒーのカフェインにより血糖値が上がりやすくなるため、発症している人は食事中や食後のコーヒーは控えことが肝要です。コーヒーだけでなく紅茶や緑茶、清涼飲料に含まれるカフェインも要注意です。

「でも、やっぱりコーヒーが飲みたい!」

そんな時は、空腹時に飲むことをオススメします。

嬉しいことに、空腹時にコーヒーを飲んでも血糖値の変動は殆ど見られないそうです。さらに、アラビカ種の深煎り豆を選び、できれば抽出はアメリカンで!そうすればカフェイン量も減り、より安心ですね。

●アラビカ種:カフェイン量がロブスタ種の半分。

 ・ブラジル、コロンビア、モカ、ガテマラ、マンデリン・・・等。

 ・普段、皆さんがコーヒー豆専門店で購入する豆は、「アラビカ種」がほとんどです。

●深煎りの豆:浅煎りよりもカフェイン量が少ない。

●アメリカン:薄いコーヒーだと、さらにカフェインが少ない。

糖尿病発病後にコーヒーを飲む場合には、アラビカ種の深煎り豆で、アメリカンスタイルで飲むのがカフェイン量が少ないです。十分に考慮して飲みましょう。

糖尿病の「予防」と「発病後」のコーヒーの飲み方!

 

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