ホーム > ニュース > スポーツ > 2014年11月6日

韓国カメラ盗難を否定、競泳の冨田尚弥が冤罪主張「アリバイがあってありえない」

spo14110610440031-p1韓国の仁川アジア大会でカメラを盗んで略式起訴され、日本選手団から追放された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)が6日、名古屋市内で会見を開いた。代理人弁護士が会見前に報道陣に弁明書を配布した。

それによると、「冨田選手は9月25日昼、何者かに左手首をきつく掴まれ、顔を左向きにして後ろを振り返ると、面識のない男性が冨田選手のバッグのファスナーを開け、大きくて黒い塊を素早く入れた。冨田選手はとても混乱しており、黒い塊が何であるのか、咄嗟には理解できなかった。その後、仲間と選手村のバスに乗ったが、黒い塊はゴミだと思っており、部屋へ戻って水着を乾かすためにバッグを開けたところ、黒い塊がカメラであることを知った」としている。

そして、「韓国警察に事情聴取された際には、警察官から『事実関係を争ったら帰国できなくなる』と言われ、真実を述べることに対する怖さがあり、男性のことは話せなかった」という。

韓国警察の証拠となった防犯カメラの映像は、日本オリンピック委員会(JOC)職員が確認し、当時冨田選手も「カメラを見た瞬間、欲しくなった」と供述して認めたとされる。

仁川地検は9月29日に窃盗罪で罰金100万ウォン(約10万円)の略式起訴処分とし、冨田選手は即日納付して被害者と示談が成立している。日本水連では、防犯カメラの映像を確認していないが、事件の経緯と韓国警察の調査、JOCからの報告に基づき、2016年3月末まで選手登録停止とする処分を決めた。期限としていた2週間以内に冨田選手側からの不服申し立てはなかった。

熱弁を振るう弁護士の横で冨田選手は、黒っぽいスーツ姿で神妙な表情で座り、うつむきながら、説明を静かに聞き入っている。

報道陣に明かされた弁明書には診断書も含まれており、冨田選手が「急性ストレス反応」に陥っていると明らかにした。弁護士は、会見で質問等に配慮するよう報道陣に求めた。

また、冨田選手は、弁明書とは別に自らの陳述書を提出した。

それによると、日本水連が決めた2016年3月末まで選手登録停止とする処分案に対し、2週間以内に不服申し立てをしなかったことについて、「日本以外にもアジア各国が参加する国際大会という名誉ある舞台でお騒がせをし、関係者の方々に多大な迷惑をかけたことを申し訳なく思い、水連が決定した処分案に対して不服申し立てをしなかった」と説明している。

そのうえで、「私は今回の窃盗事件に関し、ご迷惑をかけた関係者の方はもちろん、世間の皆様に対して、どうしても理解いただきたいことがあり、この場で、私が体験した真実を全て話すことを決意した」と説明した。

盗んだのか。盗んでいないのか-。自分の口から答えてほしいとの記者の質問に対し、冨田選手はマイクを持ち、記者のほうを見て明確に答えた。

「僕はカメラを盗んでいません。それははっきりと誓えます」

冨田選手は、「面識のなかった男性にバックの中にカメラを入れられた」と訴えている。

このことについて、「怪しいと思ったが、バックを渡されたときに何かを言っていたが、分からず、ゴミだと思った」と補足説明し、「国際大会ではバッジなどを交換することはよくあるので、そういうものだと思った」との認識だったことを明らかにした。

「韓国の警察から見せられた監視カメラの映像には第三者は映っていなかったのか」という質問に対しては、「見せられた映像は画面が小さく、その人も、僕が盗っているといわれている映像も見えなかった」と説明。

体全部も第三者のいる場所についても、「はい、そこは映っていなかったです」と述べた。

潔白を強調する一方で冨田選手は、「会見だけでは全ての人に信じてもらえることはできないと思っています」とも語り、揺れる思いも吐露した。

産経デジタル

冨田代理人弁護士主張、その時は雑談「アリバイあってありえない」

冨田の代理人を務める国田武二郎弁護士は会見冒頭でアリバイがあると明言した。

国田弁護士の説明によると、韓国側が発表する犯行時間は午前10時48分。だが、冨田がこの時間帯はアジア大会で自由形に出場した松田丈志と雑談していたことを松田本人の証言で確認。2人が雑談した姿を確認した証言も得られており、「その後冨田選手がプールで練習したことも裏がとれている」と話した。

そうした証拠から「もしこの時間(午前10時48分)が犯行時間ならば、アリバイがあってありえない」と断言。「この点は冨田選手も午前10時48分が盗んだ時間ならば納得いかないと私にも再三言っている」と冨田自身も強く主張していることを加え、「他の選手もそういうことはなかったと。私は1つの重要なポイントじゃないかと思っている」と主張した。

スポニチ

冨田選手、窃盗否定…カメラ「入れられた」!?

【冨田をめぐる経過】

 ▼9・25 文鶴水泳場のプールサイドの記者席から記者が離れた隙にカメラのレンズを外し、本体を盗む(本人は否定)

 ▼9・26 韓国警察が事情聴取

 ▼9・27 規律違反があったとして日本選手団から追放

 ▼9・27 日本選手団の青木剛団長、所属のデサントが謝罪

 ▼9・29 仁川地検が罰金100万ウォン(約10万円)の略式起訴処分

 ▼9・30 選手村を離れる

 ▼9・30 日本オリンピック委員会(JOC)橋本聖子選手強化本部長が謝罪

 ▼10・1 金浦空港で謝罪、帰国「やってない」発言

 ▼10・1 所属のデサントが謹慎処分

 ▼10・3 日本水泳連盟の鈴木大地会長が謝罪

 ▼10・7 所属のデサントが解雇処分

 ▼10・30 日本水泳連盟が1年5カ月の登録停止処分決定

 ▼10・30 旧所属のデサント社長が謝罪

 ▼11・6 弁明会見

競泳の冨田尚弥が冤罪主張会見の動画

アジア大会(韓国・仁川)において、カメラを盗んだとして略式起訴された­競泳の冨田尚弥選手と担当弁護士による弁明記者会見の模様。

競泳、冨田尚弥は冤罪?産経と同じやり口で韓国政府が出国禁止と脅迫!真犯人の証拠映像は?

北島康介が冨田の窃盗事件には言葉選ぶ

降壇前には、仁川(インチョン)アジア大会でカメラを盗んだとして韓国で略式起訴され、日本選手団から追放され、6日午後に会見予定の競泳男子平泳ぎの冨田尚弥(25)についても聞かれた。富田について聞かれ「答えにくい質問ですね」と言葉を選びながらも「後輩として頑張ってくれた選手なので、いろんな意味で応援はしている。北島だけでない、世界に通じる選手はたくさん出てきてほしいとは思っているので、それは富田にかかわらず、ほかのいろんな選手も僕はいろんな意味で期待しています」。あんなことするような人ではない?との言葉には「ノーコメントです」とだけ答えた。

 

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