ホーム > 生活・ビジネス > 健康 > 2014年10月23日

『梅肉エキス』の効果と効能!癌予防・若返り・美容・免疫力向上など様々な万能薬

梅エキスは、花粉症対策やがん予防、美容、疲労回復など様々な効果が

梅の栄養成分が濃縮されている万能薬「梅肉エキス」は、さまざまな病気や症状に効果的なまさに自然の万能薬。
梅エキスパワーの効果・効能・効用や成分をまとめました。

そもそも梅肉・ウメエキスって何?

梅エキスの効果梅肉エキス(ばいにくエキス)とは、バラ科サクラ属のウメの実の絞り汁を長時間加熱して水分を蒸発させ、ペースト状にした食品。江戸時代より民間薬として利用されている、まさに自然の万能薬です。

主成分はクエン酸で、それ以外にも、リンゴ酸、コハク酸、カテキン酸、ピクリン酸などの有機酸が豊富である。有機酸の含有率は50%を上回る。リン、鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも含んでいます。

梅肉エキス(ウメエキス)の効果・効能

1.血流を改善する

梅肉エキスに発見された新成分「ムメフラール」や、豊富に含まれるクエン酸の
相乗効果によって、驚くほどすぐれた血流改善効果がある。

2.強力なアルカリ性食品

アルカリ性ミネラルよりも酸性ミネラルが多く含まれる食品を酸性食品といい、肉類・乳製品・卵・砂糖・アルコール・米・パンや加工食品には酸性食品が多く、現代人の食生活は酸性食品過剰になりがちです。
梅肉エキス・梅干にはカリウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、鉄分カルシウムな どのミネラルが含まれていて、アルカリ性ミネラルを酸性ミネラルの5倍も含む強力なアルカリ性食品です。

3.免疫細胞マクロファージの強化

マウスを使った実験で、梅肉エキス・梅干を与えたマウスのマクロファージが通常の2倍も活性化されていたという結果が報告されています。

4.カルシウムの吸収率をアップする

吸収されにくい栄養素であるカルシウムも、梅肉エキス・梅干に含まれるクエン酸と結びつくと、溶けて 吸収されやすくなります。また、梅肉エキス・梅干は強力なアルカリ性食品なので、酸性食品とのバランスをとり、カルシウムが中和剤として骨から持ち出されるのを 防ぎます。

5.ガンの予防

地上最強の発ガン物質といわれるアフラトキシンに対しても、梅肉エキスに含まれる脂肪成分が98.9%という高い率でその変異原生(細胞を傷つけてガン化 させる性質)を抑えることが実験で報告されています。

またマクロファージを活性化させ免疫力を強めることも、細胞のガン化を阻止することに結びついてきま す。さらに梅肉エキスのすっぱさで分泌が促進される唾液にも、発ガン物質の毒性を消す働きのあることが分かっていますし、胃腸のぜん動運動を高めて便秘を 解消することは大腸ガンの予防にもなります。

6.疲労回復

梅肉エキスを食べた時に分泌される唾液はさらさらとして質の良い唾液です。
喉が渇き、口の中がネバネバする不快な疲労時に、梅肉エキスの すっぱさが脳に刺激を与え、さらさらの唾液が口中の不快感を取り除き、さらにこの唾液に多量に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷんを消化し、エネルギー代謝を円滑にして、肩こりなどの原因になる疲労物質の生成を抑えます。

7.肝臓強化

肝機能を高め、肝臓の解毒作用を助ける働きがあります。肝臓や血管の脂肪沈着を防ぐ働きもあります。

8.結石予防

クエン酸の投与量が多いほど結石ができにくいという動物実験結果が報告されています。

9.血圧安定

血圧を安定させる働きがあります。その一つとして、血圧を上げる物質を作り、下げる物質を破壊するACE酵素という酵素の働きを、梅肉エキスに含まれるクエン酸が低下させる働きのあることが分かっています。

10.胃腸を活性化する

梅肉エキス・梅干に豊富に含まれる有機酸が、胃腸のぜん動運動を活発にして胃腸の働きを高め、便秘と下痢という正反対の症状を改善します。また、強烈なすっぱさは、唾液の分泌を促し、胃液の分泌を活発にして、消化・吸収をよくします。

11.殺菌作用

病原性大腸菌Oー157をはじめサルモネラ菌、コレラ菌、赤痢菌など多くの悪菌に対して、すぐれた抗菌力が確かめられています。抗生物質も効かないMRSA(薬剤耐性黄色ブドウ球菌)にも効果のあることが確認されています。特に菌が繁殖しやすい腸の中でも胆汁との相乗作用ですぐれた殺菌作用を 発揮することが、腸炎ビブリオに対する実験で分かっています。

12.美容効果

梅肉エキス・梅干の酸味で分泌が良くなる唾液には若返りホルモンといわれるパロチンや、活性酸素の毒を消す成分などが多く含まれています。
鉄分の吸収を高め便秘を解消する働きも体の内側から肌を美しく保つのに役立ちます。

13.坑アレルギー作用

多くのアレルギー症状は、体内にあるヒスタミンが肥満細胞から遊離することから起こりますが、梅肉エキス・梅干にはそのヒスタミンの遊離を著しく制御する効果のあることが認められました。

14.鎮痛効果

梅肉エキス・梅干に含まれるベンジルーβーDーグルコピラノシドがアスピリン
(解熱・鎮痛)と同程度の効果があることが分かりました。

15.頭痛、腰痛、膝痛、肩凝りに効く

梅エキスには、鎮痛作用や血行促進作用があります。
少量の水で溶いた梅肉エキスをガーゼなどに塗りつけ、患部に貼って湿布すると痛みが治まります。

16.湿疹、水虫に効く

梅エキスが皮膚の内側に浸透して殺菌効果に!
水で10倍くらいに薄めた梅肉エキスを、患部に外用薬として塗ると良いそうです。

17.梅肉エキスは花粉症にも効果が!

人間には、IgG、IgM、IgD、IgE、IgAの5種類の抗体があり、花粉症にかかわっているのはIgE抗体です。この抗体は健康なヒトにはまったく無害な花粉などに敏感に反応し、アレルギーを起こします。

花粉症の場合、花粉(アレルゲン)が鼻や目の粘膜にくっつくと、IgE抗体がつくり出され、アレルゲンとIgE抗体が反応してヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。そしてヒスタミンが神経や血管を刺激して、くしゃみ、目のかゆみ、咳などアレルギー症状を引き起こします。

このヒスタミンの放出を抑える薬が抗ヒスタミン剤で、花粉症の治療に広く使われています。梅肉エキスには、この抗ヒスタミン剤と同様の働きのあることが確かめられています。
動物実験によるヒスタミン抑制率は、抗ヒスタミン剤が87.9%で、梅肉エキスが57.3%でした。梅肉エキスは食品ですから、薬とはちがい副作用の心配がありません。長期間利用しても安心という点を考慮すれば、梅肉エキスの抗ヒスタミン効果はかなりのものです。

参考:梅エキスの効果のほどは?
参考:今話題の梅肉エキス効果を徹底検証!

 

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